本日のお題は吹奏楽の曲で
The Haunter of the Dark (Franco Cesarini)です。
直訳は闇の狩人ですが、あえて闇の跳梁者と訳します。
この題名を見てピンと来た人は、かなりのオカルト好きですね。
これは、アメリカの怪奇小説家、H.P.ラヴクラフトが書いた
同名の小説にインスパイされた作品です。
彼が書いた一連の怪奇小説は、後に友人のオーガスト・ダーレスと
その周囲の作家によってクトゥルフ神話体系とも言うべきひとつの
創作神話に発展していき、現在も熱心なファンである作家によって
書き継がれています。
表題作は、その神話の中でも最も異色で魅力ある邪神、
ナイアーラトテップそのものを現し、無貌の神、這いよる混沌などとも表記され、
千の顔を持つ神として表現されます。
この神話世界では、人対邪神の構図が強く、ほとんどの場合
悲劇的な最後で人類が敗北しますが、
ナイアーラトテップは味方でも敵でもなく、常に超越した位置で
双方をあざけ笑っているようにも思えます。
そんなつかみ所のない、しかし不気味で容赦ない残酷さを
備えた邪神を表現した、不気味で重々しい楽曲となっています。
ぜひ神話世界を理解したうえで、演奏してみて欲しい1曲です。
膨大な神話ですので全てを把握するのは無理ですが、
せめてこの邪神が活躍する
「ナイアルラトホテップ」(ハワード・フィリップス・ラヴクラフト)
「無貌の神」(ロバート・ブロック)
「闇に棲みつくもの」(オーガスト・ダーレス)
「闇をさまようもの」(ハワード・フィリップス・ラヴクラフト)
「未知なるカダスを夢に求めて」(ハワード・フィリップス・ラヴクラフト)
辺りは読んでみて欲しいですね。
ぜひご賞味あれ!
収録CD

Aurora
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The Haunter of the Dark (Franco Cesarini)