本日のお題はブラスバンドの曲で、
The Haunted Halls (Paul Lovatto-Cooper) です。
この作曲家は、世界で最も成功したブラスバンドと言われる、
ブラック・ダイク・バンドの打楽器奏者として活躍する傍ら、
最近では作曲家として頭角を現している、時の人です。
作風は軽快かつダイナミックで、耳なじみのいいフレーズが人気です。
しかし、この曲は彼のそんな作風とは一線を画しており、
非常に情景描写に富んだ異色作となっています。
表題のとおり、『幽霊の出る』情景を音楽で表現していて、
物語がどういったものなのか、想像をかきたてます。
イギリスは幽霊屋敷の多い国として有名で、
不動産の情報の中に『幽霊つき物件』と言うのがあるくらいです。
音楽は不気味な低音のサウンドから始まります。
暗闇の奥深くで何かがうごめいているような、
そんなホールの中を歩いているような気持ちになります。
特殊な奏法を使って、闇の中の息使いや、
不気味なうめき声などを表現します。
やがて、我々(聴衆)はついに遭遇してしまいます。
悲鳴や怒号が入り混じった中、何かが追いかけてきます。
我々は生還できたのでしょうか?
音楽を聴き終わって、この物語の結末がどうなったのか、
人によって感想は様々かもしれません。
演奏するには相当難易度が高いですが、
エンターテイメントのパフォーマンスとして、来年の夏に向けて練習してみてはどうでしょうか?
ぜひご賞味ください!
収録CD

Walking with The Hearoes
楽譜購入
The Haunted Halls (Paul Lovatto-Cooper)